創部70周年記念誌Web版
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Ⅶ 卓球部の発展に向けて(1)

副会長兼総監督 山本 滋義(S56 卒:旧性:寺井重義)

甲南大学体育会卓球部創部70周年に際し一言ご挨拶申し上げます。
70 年と言えば、自分の歳を超える年月で、改めて伝統の重みとこの時期に副会長と総監督を拝命していることを大変光栄に存じます。

思い起こせば、私が現場に復帰したきっかけは、2003年に神戸で開催した学習院戦50周年の定期戦時に、当時男女ともに3部に低迷していた卓球部を建て直して欲しいとの依頼を受けたことでした。そしてその目的達成の為の支援体制構築にO B 会の立て直しを開始しました。
一方時を同じくして、甲南スポーツ強化の為に活動再開した甲南摂津会(体育会O B・O G 連合会)の常任幹事会に参加することとなり、卓球部及び学園スポーツ強化にために二足の草鞋を履くこととなりました。
以降、2007年度から強化指定団体制度、2008 年度から外部指導者招聘支援金制度(現在の活性化助成)と指導者支援金制度などの強化策が次々と整備され、また、スポーツ推薦枠が文系学で、当初20枠だったのが、20⇨40⇨60枠と大幅に増加しました。

我が卓球部は近畿大学の高島規郎先生を外部招聘指導者として申請して採択されて以来約15年以上ご指導をいただいております。
スポーツ推薦枠「0」からスタートして、自助努力で強化を継続して2 部に昇格し、2010年度から念願のスポーツ推薦枠「1枠」を獲得して、2013年には28年ぶりの1 部昇格とインカレ本線出場を果たして決勝トーナメントに進出しました。
摂津会では、水野会長、高島幹事長の元で8 年間事務局長を務めて、他団体のOB 会運営や制度を勉強させていただきまして、今の卓球部OB 会会則、組織等に大いに役立ちました。この寄稿を借りして厚く御礼を申し上げます。 また、卓球部の顧問を引き受けていただいております西川先生、森元先生にも長年、現役のケアを含めてリーグ戦の応援にもご尽力賜りまして本当にありがとうございます。
最後となりますが、長年会長としてご尽力下さっていた松本元会長の後任の佐部利さんと共に志を同じくするO B の方々(現在の役員)と共に、その後、西田さん、吉岡さん、そして現会長の今井さんと4 人の会長の元で、O B O G 会の体制構築と強化を行なってきました。
他の団体に負けない体制が出来上がったと自負しますが、課題としては次世代へのバトンタッチが上げられます。

スポーツ推薦枠も長年の努力により2021年度から念願の「2枠」となりました。 卓球部の強化も要約第2 フェーズに突入しましたので、80周年向けて一層の結果を出して、是非女子も強化して参りたいと存じます。 引き続いてのご指導ご鞭撻をどうぞよろしくお願い申し上げます。