創部70周年記念誌Web版
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Ⅴ OB・OG(有志)便り

西口知宏(H12卒)

甲南大学卓球部が創部70周年を迎えたこと、お慶び申し上げます。
2000年より NTT ファイナンス株式会社に勤務し、アジアを中心に海外金融事業に従事しています。

私が甲南大学卓球部に入部した1996年の関西学生春季リーグ戦は二部でしたが、残念ながら、力及ばず三部に降格することとなりました。以降、幾度となくチャレンジした入替戦で、いずれも壁に跳ね返されたことは、忘れることのない悔しい思い出です。

今、中国のパートナーや取引先と仕事をしています。卓球の話題は、もはや私にとってなくてはならない「手段」となっています。「大学で卓球選手だった」「戦型は中ペン表で裏面を使う。
劉国梁と同じだ」等と自己紹介すると、中国では大変受けが良いです。

学生時代を振り返り、「あの時、〇〇すればよかったかも」と思うことは、数多くありますが、卒業してから20年以上が経過した今でも、私には「一生懸命がんばった」と言えることがあって、幸せなことだと感じています。

ちなみに、2021年は、東京五輪が開催されましたが、私が入部した 1996 年は、アトランタ五輪が開催されました。北京、ロンドン、リオ五輪の三大会に参加した、福原愛さんは、まだ小学生でした。

当時、私たち卓球部員が、神戸市で開催されたホープスの国際大会においてボランティアで、福原さんの試合の審判を務めたこともありました。

70周年を迎えるにあたり、甲南大学卓球部関係各位の益々のご発展、ご健勝を祈念しております。