創部70周年記念誌Web版
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Ⅴ OB・OG(有志)便り

若菜 恭三(S43卒)

私達男子5名は1964年(S39年)第1回東京オリンピックの年に入学しました。
大阪福島体育館での試合のあと食事をしながらテレビでアベベ選手が走っているのを観て興奮したのを覚えています。

私たちが入学する前年(S38年)秋季リーグ戦での先輩方が活躍し1部で関学に続いて2位でしたが、入学した年の春季リーグ戦で 1 部最下位となり、2 部との入替戦でも大経大に惜しくも3-4で敗れ、それ以降も私達の力及ばず卒業するまでずっと2部の2位で悔しい思いをしました。毎回リーグ戦の1日目に本来負けないような学校に負けそれ以降2部の優勝校には負けることなく全勝で2位以下の戦績に成ったことは無かったです。今考えても不思議で仕方ありません。

1部校に許される試合前に校歌を斉唱することができなかったことに今でも悔いが残っています。ただ現役が1部に昇格し、観覧席から一緒に学園歌を斉唱した時は感動しました。

また一時期カットマンが多くなりペンホルダー同士の練習に影響する様になった上、3回生の時には促進ルールが適用され更に苦労する日々でした。そんな私たちを心配し神田先輩が毎日お越し下さり練習を付けて頂いたにも関わらず期待にこたえる事が出来ず、部員一同申し訳なく思い、坊主にしたことも今は楽しかった思い出の一つです。

卒業して50年以上たちますが未だ諸先輩方、後輩とお会いする事が楽しみです。これからも甲南大学卓球部に在籍したことを誇りに過ごしていきたいと思います。

一言コメント

今井 達司
主将 ドライブ打法のペンホルダーでカットマンを得意とした
2018(H30)から OB・OG 会会長に就任、現在に至る
潮崎 和英
副将 1枚ラバーのカットマン
180㎝の長身で守備範囲が広い
山本 恒雄
奈良県№1の表ソフトペンホルダー
育ちの良さと気の弱さは天下一品
村上 隆
ドライブ打法ペンホルダー
カット打ちが得意
若菜 恭三
主務 プレイニングマネジャー ソフトラバーカットマン
床上スレスレのカットで相手を驚かし、しぶとさが売りもの
主務として先輩を訪問し、寄附金集めに奔走

リーグ戦ダブルス 今井(4)さん、木村(2)さん