Ⅴ ＯＢ・ＯＧ(有志)便り

菅野 浩司（Ｓ60卒）

甲南大学 卓球部 70 周年おめでとうございます。1985 年卒業の菅野です。 下名が卒業して 36 年、早いものです。でも卓球部の歴史はその倍もあるのですね。伝統の重みを感じます。 下名も来年定年を迎えることになりました。定年を迎えるのにいいのか悪いのか、仕事はまだ忙しくしております。

職場も長崎への転勤や、神戸駅前への転勤等ありましたが、現在は和田岬に戻っております。 卓球部の下名の学年は、男子 5 名に女子０名という全く色気のない学年でしたが、その分、変に まとまっていたように思います。
思い出といえば、真夏の暑い中、プレハブの体育館で窓、カーテンを閉め切り練習し、休憩で 外に出た時のさわやかさは、何とも言えませんでした。
灼熱の太陽が照りつけているにも関わらず、避暑地の高原にいるかのような気分でした。 休憩中、この頃販売が始まったポカリスウェットをがぶ飲みし、よくお腹を痛めていましたが。

リーグ戦で気になるのは、当然対戦相手ですが、まわりのメンバーは、なぜか女子の試合や女 子大の校歌が気になっていたようです。
やはり一番の思い出は、4 年の春季リーグで一部に昇格し、秋季リーグで一部に残留できたこと です。一部昇格という目標を実現するため、部員全員が心ひとつにして打ち込んだ結果だと思い ます。思い出は、美化しがちです。

この年になっても、大学時代の卓球部を通して得られたもの、仲間は、大きな糧となってい す。

世の中、おかれる環境は皆同じですが、甲南大学卓球部の皆さんが、一歩も二歩も抜き出て活 躍され、甲南大学卓球部が、ますます発展、進化することを信じています。