創部70周年記念誌Web版
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Ⅳ 特別寄稿(1) 関西学生リーグ戦最高成績(男子)

西田 紘二(S39卒)

甲南大学卓球部創部70周年おめでとうございます。
創部時より70周年、先輩、後輩及び現役の皆様の努力により、この偉業が成し遂げられ誇らしい気持ちになっています。私は昭和36年入学するとともに卓球部に入部しましたが、デブで皆様から「ブーちゃん」と呼ばれていたことを思い出しています。
当時の体育館は木造で半分は空手部が使用し、我々は4台の卓球台を使用し練習に励んでいました。練習前には石屋川上流の白鶴美術館までランニングし、私はデブの為ためいつもラストを走っていました。皆は大変早かったのを思い出します。リーグ戦のない時期には城崎中学校の体育館を借り、朝食前に日和山迄のランニング、私は走るのが辛く軽トラックに乗せてもらうヅルをしました。また練習中は常に大声で「ファイト!」と声をかけみんなの練習を盛り上げました。

私の卓球部在籍中の最大の成果は関西学生リーグで何と2位の成績を残せたことです。
関学には敗れましたが、他の5校にはすべて勝利し、過去にはない素晴らしい成績を残すことができました。神田衛治主将、西田和正副主将、他の選手が一致団結して対戦し、私のその時の印象はカットマン長尾君(3回生)の試合が本当にすごかった。相手選手が打ってきた球をことごとく返球し、長時間の末勝利したことが大変印象に残っています(下記のリーグ戦勝敗表を参照)また学習院定期戦では学習院大学まで遠征したことを思い出しました。

関西学生リーグ戦(男子)勝敗表…1部2位(S38年秋季)

私は2回生からマネージャーの道にいつの間にか入り、村上先輩に色々ご指導を頂き、4年間を有意義に過ごすことができました。マネージャーの仕事は練習中に大声で「ファイト!」と選手を鼓舞するとともに球拾いも積極的に行いました。ただ大変苦労したのは学内の会計監査の準備でした。用具購入の領収書を揃え、帳簿を作成するのですが、村上先輩には大変お世話になり感謝しております。
卒業後、58年が過ぎ当時の記憶が薄れ、全部が書ききれませんが、楽しい大学生活を送ることができました。
最後に皆々様のご健勝を申し上げるとともに卓球部の益々の発展を切に願っております。